モンゴル旅行記1/8【ウランバートルへ飛ぶ】

1日目 晴れ【ウランバートルへ飛ぶ】

MIATの機体
MIATの機体

12:00
お昼過ぎ成田空港のチェックインカウンターに集まる。モンゴル便は荷物の多い乗客で混雑すると聞き普通のフライトより少し早めに行く。航空会社のアプリから事前にチェックインをしておけば、バゲージドロップのみで済むかなぁと思っていましたが、声をかけたスタッフによって長い列をスキップして荷物を預けさせてくれる場合と、列に並ぶよう案内される場合の2パターンがあったようです。

チェックインはスムーズに終わり、この旅行を企画し私を誘ってくれたEさん、ボランティア活動でご一緒したIさん、6月にもモンゴル乗馬に行かれた方や乗馬も海外旅行という方まで、いろいろなメンバーが集まった。10人。先述のお2人以外は私は初対面です。

台風の心配もよそに空はきれいに晴れていて、首都ウランバートルのチンギスハーン空港まで約5時間半のフライトへ。成田空港の辺はもともと馬牧場でもあったと思うと、不思議な感覚がする。出発前はどんな旅になるんだろうと心配事も多かったが、皆の楽しそうなお顔を見ていると、そんな不安も吹き飛んでしまう。どんな旅になるのか子供みたいにワクワクしている。

電源はありがたい
どこにいても電源はありがたい

モンゴルの元国営航空会社・MIAT(ミヤット)航空での旅は快適、シートではUSB-C端子での充電ができました。モンゴルの文化を解説した機内誌は情報が充実していました。モンゴル語と英語のみで書かれているのでちょっと読むのは大変だしスマホのオンライン辞書を使えないのは盲点でした。座席に映画やフライトマップを表示するディスプレイはついていませんが、手持ちのスマホを機内のWi-Fiに繋いで機内のエンターテイメントシステムにアクセスできます。iPhoneやiPadにつなげるイヤホンを持参すると良いでしょう(ということに帰りのフライトで気づきました。外へ繋いでのインターネットはできません)。またアプリからのチェックイン時、座席の指定に加えベジタリアンミールをリクエストしていましたが、普通にお肉のお食事が配られました。ストリクトなベジタリアンの方はチェックインカウンターでも申し出たほうが良さそうです。

広がる緑の丘
広がる緑の丘

モンゴルに近づいて窓の外を見ると茶色の砂漠が広がどこまでも広がります。しばらくすると、とにかく緑の丘。遊牧民のテントらしきものがポツポツと見えます。隣の席に座られていた方はモンゴルの研究者で「モンゴルは高度が高く雲が近い。土地も広いので雲の落とすまだらの影が良く見えるけど、日本ではそれが見られないね」と。確かに日本の「木漏れ日」を英語で表せないように、雲の影があちこちに落ちている様子を表現する言葉がみつかりません。

お迎えありがたい
お迎えありがたい

19:16 空港着
日本との時差は+1時間。AppleWatchもiPhoneも自動的に時差補正をしてくれるのがありがたい。きれいな赤い夕日の色、強い光。空港に到着するとガイドのBさんが出迎えてくれました。日本語がペラペラでびっくり、これは安心です。二台のワゴン車が待機してくれていて、1台にはスーツケースを積み、もう1台に皆が乗りました。宿まで2時間のドライブ。スーパーに寄りこの先6日分のドリンクやおやつを調達しましす。私はサジーの濃縮液、珍しいザクロのジュース、ナッツ類、大きなきゅうりを2本、みかん、そして雑なパッケージに入った白い粒粒の謎のお菓子を買いました。
IMG_9524
サジーはユーラシア大陸に自生する植物で、その実には豊富なマイクロ栄養素が含まれているそうです。よく飲み物としていただくようで鮮やかで不透明なオレンジ色をしており、牧草のような香りとオレンジのような酸味があります。私は美味しいと感じましたが苦手なかたもいるかもしれない、そんな独特の味です。モンゴルの料理の写真を見ていたときに野菜が少ないのでビタミンAやCが不足するだろうと推測していましたが、それらは馬の乳を発酵させた馬乳酒やサジーのドリンクから接種しているようです。

Sansar SuperMarket https://goo.gl/maps/vppMAFX1gW8jm68T6

サジーについてwikipedia

モンゴルの首都ウランバートルの街は渋滞がひどく急激な経済成長があったのだとよくわかります。路面が意外と綺麗、Eさんに教えていただいたのですが、日本からの技術開発援助があったようで、ぱっと見日本の道路とも変わらないように見えました。載せていただいた車は右ハンドル、右側通行です。珍しいなぁと思っていたらモンゴルでは基本的に左ハンドル&右側通行。でも日本車が多いため前述ようになっているそうです。

ゲル
ゲル

22:17 ゲルへ到着
宿に到着し、車を降りるとひんやりとした冷たい空気。日本のように夜になってもベタつくような湿気がない。草原からはなんとも言えない不思議な匂いがする。

宿泊地はツーリストキャンプと呼ばれる場所で、伝統的な昔ながらの木材や羊のフェルトでできたゲル(遊牧民の移動式テント)、少し近代的な素材でできた頑丈なゲルなどが並んでいました。敷地の中央には食事のためのレストラン、共用のシャワーやトイレがついたクラブハウスがあります。

1、2泊目はこちらにお世話になりました
Mongolian Prairie https://www.mp-resort.co

野菜たっぷりな夕食
野菜たっぷりな夕食

22:40 夕食
夕食をクラブハウスでいただきました、私にとっては人生初のモンゴルごはん。驚いたことにお野菜たっぷりです!グリーンサラダ、豆腐のハンバーグ?、白いご飯、付け合せにビーツのサラダとオリーブのサラダ。この施設にはビニールハウスがあり野菜を自家栽培していました。時間が遅かったためお腹に優しいお食事でありがたかったです。

歯磨きのため外に出ると、本当に空が広い。幸い月は細くて低く、もちろん人工的な光も少ないので星空がとてもきれいに見えます。写真にはよく写せなかったのですが、各ゲルの真ん中の窓から光が上にすっと一筋伸びているのが神秘的でした。

綺麗な星空
綺麗な星空

0:00 就寝
ゲルの中にはストーブがありとても暖かかったです。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です